これからも


それから、

俺は走る事もなく。


普段通りに、登校した。


違うのは、時間だけ。












___ガラガラ












「遅刻しました」

「か…勝野!?おま…

お前…遅刻なのか!?!?」



社会担当の先生は、

俺を見て驚いている。


クラスのみんなも、

俺を見てザワめき始めた。


「はい…見ての通りですが…?」

「優等生のお前がか!?!?」

「優等生じゃないですけど」


やっぱり、

先生もそんな目で見てたのか…。


「か、勝野ぉぉぉぉおおお!!!!

先生は、驚きだぞ!?!?」


は?…

そんな事言われてもな…。



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