年下オトコたちの誘惑【完】
「フォウ〜、ホンマに‼︎なっ、なっ、杏ちゃんどんな感じやった?」
「へ、変なこと聞かないでよ‼︎楓のバカ‼︎」
「聞きたいか?」
「聞きたい聞きたい‼︎」
「聞かなくてイイ‼︎」

やっぱり、この四人の相手をするのは疲れるかも…。

「逆に杏は、どうだったの」
「へっ⁉︎な、にが…」
「碧都は、可愛がってくれた?」
「なっ…」

あー、逃げ出したい。今すぐ、ここから消え去りたい‼︎

「そりゃぁもう、可愛がったよなぁ?何度もイ、」
「それ以上言ったら、別れる」

キッ‼︎と、睨みつけるとクスッと笑って、また耳元にクチビルを近付けてきた。

「誰が離すかよ」
「……っ」

年下のくせに、生意気‼︎でも、わたしだって離れてやんないもんっ。

ゼッタイ、口には出さないけど‼︎

*おしまい*
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