あの日あの時...あの場所で







「今なら話せるよ?」

どうする?とキングを見る。


「...瑠樹に会えねぇよ」

瑠樹ちゃんを切なげに見つめるキング。


ほんと、素直じゃないよね?


会って話したい癖に。



「ほら、早くいかないと他の奴が声かけるぜ?」

クイッと顎で彼女をさせば、ちゃっかり声をかけようと近寄ってる若い男が居た。



「うぜぇ...」

キングはそう言うと足早に彼女に向かっていった。


「...ククク、素直じゃないんだから」

と呟いた俺の声なんてもうキングには届いてない。


俺はほくそ笑みながらキングの後を追った。







圭吾side.end

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