社宅アフェクション
結局、誰とも会うことなくコンビニに着いた。賞味期限ギリギリのものを何とか3つ手に入れ、レジで会計を済ませる。


たんたんとこなしてたら、滞在時間は5分もなかった。お菓子も買えばよかったかな、なんて考えながら歩き出した時だった。


「真綾?」


財布を持った直人がそこにいた。

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家に帰ってきた私は、もう何をする気力もなかった。今日はいろんなことがありすぎて、休みだったはずなのに、学校行くよりも疲れた。



「ごはんもお風呂もいいや……寝よ」


今の私に必要なのは休息だ。
頭も体も心も……
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