ギャップ彼女 2
生徒会室の扉を蓮が開け、私も一緒に中に入る。すると、一斉に私を見る隼人、翔、悠斗、怜奈




あまりの気まずさに、瞳を伏せた。




「リンちゃん」



隼人の優しい声が耳に届く。




リン!?
何やってるのよ!ちゃんと謝るのよ!




悪いのは私なんだ。大事なデータを無くして。
それに、逃げ出した。
こうやって、みんなに迷惑かけちゃったんだ。





『ご、ごめんなさい!!』





私は体を畳むように深々と頭を下げた。



もう逃げない。




絶対に。





自分の失敗を、他人になすりつけるような事なんてしたくない。



なんとしてでも間に合わせてやる。



心に誓った。
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