Shining Moon＆Star's 完結

「うん。大丈夫だよ」

『そっか。なら、金曜日の夜から、空けといてくんね？』


あたしは、星夜の言葉に頷く。


『あ、後。荷物も、まとめておいて』

「荷物？」


あたしは、星夜の言葉を聞き返す。


『そ。旅行しよう』

「旅行って、何処に？」

『それは、、、楽しみにしてて』


星夜はそう言うと、一方的に電話を切った。


星夜の意図が、良くわからない。


それに、行き先も教えてくれなかったし。


何、考えてるんだろう。


でも、とりあえず、、、


その日は、空けておこう。


そう思い、カレンダーに印をつけて、あたしは眠りに落ちた。