新撰組 『時が変わろうとも』

「あ、ここです」

女の人の家は蕎麦屋だった

「本当にありがとうございました」

「いえ、ではお大事に」

「はい。今度食べに来てください」

「そうします」

俺は一礼をしてその場を離れた


「案外あっさり騙されるのね?」






「土方さん、居ますか?」

「ああ、神埼か入れ」

「失礼します」

部屋に入ると土方さんは相変わらず文机に向かっていた

「話は斎藤から聞いてる。女を送りに行ってたんだろ?」

「はい。それと人数が増えてました」

「そうか。くれぐれも無理はするなよ」

「はい」



土方さんの部屋を出て調理場に向かった







「で、どうしてこうなったんですか?」

俺はニッコリと黒い笑みを浮かべている


< 105 / 108 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop