本当の居場所
こんなに弱い優矢、初めて見たかも…
優矢の不安が、あたしにも伝わってくる。
あたしと優矢の想いが、今崩れ始めていた。
あたしはそれを、必死に食い止めたかった。
優矢と壊れたくなかった。
好きだから。
陽人と別れたあと、せっかく生まれたこの想い。
陽人以外見えなかったあたしを、変えてくれたたった一人の人。
失いたくなんかないよ…
この腕を離したくない。
この温もりを忘れたくない。
優矢の笑顔を、奪いたくない…。