キミトワタシ
友情と恋愛
 “ワタシイロ”って何だろう。いつもいつも考える。


ワタシの好きな色?ワタシの思い出の色?


ワタシの・・・。いつも答えは見つからない。


人には聞きたくない。だって、恥ずかしいじゃない?こんなこと。


“ワタシイロ”なんか考えるひとなんかいないものね。

「綺羅!」

「ん・・・?何?」

「ねぇ!聞いてよ!私ね、小山君と話したのよ!スッゴイ嬉しかったんだからぁ!」

 ふーん・・・。あ、この子は、小阪美紗(こさか みさ)ワタシの親友・・・かな?結構元気。

「へぇ。んで、メアドは聞いたの?」

「えっ!!聞かないよ!当たり前じゃんっ」

「なんで?当たり前なのかな。はなしたいなら積極的にいけばいいじゃない」

「えー?無理だよ!綺羅じゃないんだからぁ!」
 
普通の人は美紗みたいに言うのかな?


ワタシはまちがってる?ワタシは、人にアドバイスはできる。


だけど、自分が実行することはできない。なんでだろうね。不思議。


ワタシがアドバイスした人は、みんななにかと成功してる。


ワタシに相談したら100%成功する。


そう思ってワタシに相談しに来る人がいる。そんなわけないのになぁ・・・。

「実行しなきゃ意味ないよ?なんか、今メアド聞いておかないと、その人とはこの先なにもないで終わりそうな気がする。」

「え!本当に!?私聞いてくる!」
 
・・・スグに実行。大事だと思う。


だけど、みんなワタシの言うことばかり聞いてる。


自分で考えなきゃ意味がないのに。


ワタシに相談してくる人は、これから先苦労すると思う。


だって、自分で解決しようとしてないんだもの。でもワタシは相談にのる。


相談なんかのらなくてもいいのにね。


てゆーか、ワタシは相談にのれる立場じゃないわ。だって、ワタシ自分で何もできないし。
 
 キーンコーンカーンコーン・・・。

 ガラッ
< 1 / 108 >

この作品をシェア

pagetop