忠犬ハツ恋
サクラ’sアイスティー
土曜日。

授業が終わり、部活へ向かう茜ちゃんと別れた。
代わりにそこに現れたのは私の疫病神…、檜山君。

「白石、お前今から空いてる?」

「何?」

「シャロンで明日の打ち合わせ。」

確かに結婚式の二次会の手伝いと言っても何をどうしていいのやらサッパリだ。

「それ、時間かかる?」

「1〜2時間くらいか……?」

大ちゃんとの夕飯はきっと8時を過ぎる。
今から1〜2時間くらいなら問題無いだろう。

「それならいいよ。行く。」

私は檜山君と駅へと向かった。
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