涙脆い君と


『…麗。』



「修司。何なん。」



『ゴメン。』



頭を下げて謝る修司。


僕は そんな修司をただ見つめた。



「で?何なん?目的は」


『俺、知らなかった。

周りの雰囲気で 適当に合わせてた。』



「…で?」



『告られてん。麗の女をイジメてる…』



「だから?さっさ、付き合えやっ」



『…俺 麗の女の事 これ以上…


悪く思ってへんし これからも…』



「媚売ってんけ。おい。」



『そういうんじゃない…』



「ゴメン…暫く関わらんといて。」



『あ…ご、ごめん』



腹立つわぁ。


なんなん?


媚売り出してやなぁ。


どういうつもりなん?



『どうしたんですか…?』



教室で寝ていた僕の頭を撫でる君。



「寝てただけやで?」


『なにか、ありましたよね。』



「ないよ?」



『… どうして隠すんですか?』



「隠してへんっって!


うっとぉしいって!」















あ……




















『ぁ…す、すいま…』



「… ご 」



ごめん と言いかけた時


涙をポロポロ流す君が



とてつもなく



悲しい 寂しい顔をしていて



言葉が出てこんなった…



『す、すいま…う…』



僕は、理不尽やわ。


イラついて 君にあたって、


傷つけて…



「ゴメン。色々あってん。


帰り道 聞いてくれる?」



また 抱きしめる。


『わ、私で良いのなら…』


「えぇよ。


僕は心配して欲しくないから…


あぁゆう事言うてもてん。」



『ぁ…そぅだったんですか?

すいません…』



顔を赤くする


君。


「帰り道、聞いてな?」


『勿論です…』


可愛い君の頬にキスをした。

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