イケメン差し上げます






小3で両親は離婚────



というよりかは、母さんが俺と父さんを捨てて、若いホストのところへ行った。


元から母性本能というものはなくて

授業参観にだって

親子遠足にだって来てくれないような人だった。



だから俺も幼いながらあまり好きじゃ無かったんだけど


「これであたし楽になれる」




別れ際にそう一言残して去っていった母親に〝捨てられた〟事実を突きつけられて



傷ついたのは確かだった。




でも、


「慧也、父さんと幸せになるぞ」




そう言う父親がいたから

その時は頑張れたんだと思う。




< 239 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop