trumpet×xylophone
あたしはその瞬間、本当にやる気を失くした。


なんていうか‥

気が抜けた。



それからの練習は、うまくいくはずもなく、結局9時半まで続いた。



『もう1回。』



1回の休憩もなく、ずっと同じ箇所の練習。


頭痛くて、おかしくなりそう‥。



『早くできるようになって、早く帰りたい』


それしかなかった。


ただでさえ、自信をなくし、やる気をなくしてるあたしにとって、先生の言葉はあまりにも酷やった。





『もういい。おまえは諦めるわ。
そんな邪魔ばっかりするんやったら、本番やめとくか?』

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