trumpet×xylophone
『顔上げや。』



そう言ったのは、璃那先ぱいやった。



『皆、心配しててんで?
歩美ちゃん、うちらには言いにくいかも知れへんけど、何があったんか、本条には教えたってな。
大事なパートナーやろ?』



『璃那しぇんぱい‥。ありがとうごじゃいましゅ。』



あたしは、悲しい涙とは別に、嬉し涙を流して居た。



『もう。泣きやみ?
端から見たら、うちらが集団りんちしてるみたいやん。笑』



あたしは、本条だけじゃなく、皆にほんまの事を言おうと思った。


『すいません‥。
あたし、実は今、先生に『音楽部やめろ』って言われたとこなんです。』



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