【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
宮田さんの姿も見えた。
ゆっくりと歩いて来て八重さんの部屋の前で足が止まると
「おはようございます。」の声もとても優しい。
だけど、礼をすることもなかった。
行き先を告げる言い方もとても丁寧で目を閉じて聞いていたら
何て丁寧な方だろうと思っただろう。
だけど言い終わった後も礼もせずに立ち去った。
ふと私の中に宮田さんに対する違和感のような不信感が沸いた。