【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
八重さんたちもやるべき仕事があるようで
「姐さん1人で大丈夫か?」
「家の中で何が大丈夫じゃないことがあるんですか。」
笑いながら答えると
「こら、失礼しました。終わったら声かけるよって好きにしとって。」
小百合さんが部屋へと姿を消した。
私は部屋へ戻ろうかと立ち上がろうとすると宮田さんが入ってきて
「姐さん、退屈ですか?」とまた優しく話しかけてくれた。
「何かお仕事あるといいんですけどね。」
「働きものやなぁ。はいコーヒーです。ゆっくりと飲んでください。」
テーブルの上にコーヒーを置いてくれた。
「ありがとうございます。」
私は笑顔で答えると
このコーヒーは飲んでも大丈夫なんだろうかと不安にも思った。
「毒なんか入っとりませんよ。」
宮田さんが吹き出したから
「え?毒入りとかあるんですか?」
私も笑うと
「ないない。そんな恐ろしいコーヒーはおまへんって。」
優しい顔で笑い和室を出て行った。