【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



「植木さんには一応知らせなきゃね。どこにいらっしゃるかわかります?」


「自分が知らせておきましょか。」


「お願いできます?携帯あってもメールも出来ないから電話するか直接行かなきゃならなくて面倒で仕方ないわ。」


「あのぐらいの年齢の方は仕方ないですわ。」


「じゃあ宮田さんお願いしますね。」


「はい。わかりました。植木さんにちゃんと伝えるよって心配せんでください。」




宮田さんは、飲んだコーヒーも食べたお皿もそのままに部屋をあとにした。







有り得ない…


この時は堪えきれず怒りで身体が震えた。


私に対して失礼ということなんかじゃない。


近藤組の客人に対して組員が礼をつくさなければ組が笑われるということだ。



自分が身を置く組に対してこの人は何て軽く考えているんだろう。


そう思うと腹がたって腹がたって叫びだしたくなった。





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