【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん



由香里さんから笑顔で私にスマホが渡され


由香里さんと八重さん達へのお礼を考えていたところだと伝えた。


八重さんはすぐにお礼なんて必要ない、


たまにこうして話したり会ったりする方がずっと楽しみだと言ってくれたけど、



それでは私たちの気がすまない。



お心遣いいただいたお陰で安心して過ごせたし1人必死になって逆に手を煩わせてしまったのも事実。


それにお2人の印でもある扇子を託して下さった。



その気持ちに対しても私たちの真心を返したいと思った。



「そんなん気にせんでええんよ。」


そう言う八重さんに


「パトカーを止めるような威力のあるものは持っていないけど真心こめます。」


笑いながら伝えれば電話口の八重さんもクスクスと笑いだした。


そしてやっと


「ありがとうな。楽しみに待っとるね。小百合が代われうるさいよって代わるな。」と答えてくれて電話は小百合さんに代わった。
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