【完】甘い香りに誘われて 3 極道若頭×やんちゃな姐さん
植木さんの顔を見るとうんと大きくひとつ頷いたので
「私が藤堂の力になれることはないかと勝手についてまいりました。」
「ここがどこかわかってついてきたんか。」
先代の八重さんという方がきつい口調で聞いてきた。
「もちろんです。私の命は植木さんに預けました。」
「植木さんって姐さんやろ?なんでさんづけしよる?」
「目上の方だからです。私は姐さんであっても組員の方々の指揮はとっておりません。私なりの仁義です。」
「さよか。詳細は誰が話すんか?姐さんか?植木か?」
この時も威勢がいいというか、
きついというかパンパンとしたもの言いの方だと思った。