棄てられないほど大切な者を
.


そのあと

先生から仕事内容の説明が始まった。


だらだらとした話を

聞くのも暇だから


なんとなく坂下君を眺めて暇を潰す。



六人がけの長机に1年生の委員が


①┏┓②
③┃┃④
⑤┗┛⑥


とクラス順に座っている。


私は五組で

坂下君は目の前に座っているから

六組なんだろう。



一.二組側の前方に先生がいるから


坂下君を含め委員達は


体を斜め前方に向けて

先生を見ている。



向かいに座っていても

目は会わない。



良く見ると

銀のフレームの眼鏡の奥には

中々整った顔が見える。


黒い髪はサラサラしていて

触ったら気持ち良さそうだ。





やっと先生の話が終わり

配られたプリントに目を通す。



受付当番は

二人一組で日替わりに行うらしい。



私は六組の委員とペア。


ってことは

『よろしく。』

坂下君と?



『…うん。よろしく。』




他のクラスの女の子に

『坂下ペアだねー。』


なんて笑顔で言われて

とりあえず頷いておいた。




この表だと当番は月に三回。

(1年生は三回で2.3年は二回)


私の最初の受付当番は三日後だった。



ああ、めんどくさい。




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