「お前がloveの方で好きだ」


「凛ちゃんは知ってたの?
 その…プロポーズのこと」

隣にいる凛ちゃんにきく。

「ん~?…うん。まぁね。
 昨日隼人くんのどっきり考えてたら、
 龍さんが頼みがあるって……
 あれ…うち何か隼人くんにドッキリ
 したっけ…?」

え…

「してないよ…」

「ぁぁああああああああ!!忘れてた~!!」

ーーーーキーン

み…耳が…

「なんだ?」

「どうした?凛。いきなり」

「え…あ、はははは。あっはっはっ。
 いや~、実に良い夜じゃ。
 皆の衆、飲もう飲もう!!」

凛ちゃんが、
無い顎鬚を、まるであるかのように撫でた。

「あはは、凛ちゃん似てる~(>w<)」

凛ちゃん……
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