死神と吸血鬼を好むようになった人間の過程
ちなみに、保健室で治療を受けた後、作業は再開された。


そして、他の児童に少々遅れは取ったものの、私の作品は完成した。


なかなかの出来具合だったが、ピンボールで遊ぶことなどまず、ない。


一年程度で、私の血が滲んだ作品は、不燃ゴミとして出されたのであった。
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