星廻り【短編】



少し経つと彼は

静かに涙を流した。


私は彼のそばに

居てあげることしか

出来なかった。


これが今私に出来ることだと信じて…


泣き止んだ彼は

何かを吹っ切れたような

そんな顔をしていた


私の心も彼の心と共に

晴れていった


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