四つ葉のクローバーが幸せを表すように
あいつらもなんだかんだで大人になったな。以前なら、口を割るまで監禁されていただろう。

兄姉の成長を感じ、涙が溢れそうになる俺。

そんな事を考えているうちに学校に着いた。

部活の朝練のためか幾分生徒はいるが、玄関には誰もいない。早めに来て正解だったようだ。

目的の場所の前に立ち、想い人の上靴に手紙を乗せる。
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