ドリームマジシャン☆







お父さんとお母さんから…

















自分の記憶を消してお父さんに命の花の呪文をかける、、、??











『ごめんな…あんず。それしか方法は無いんだ…なぁ、朝日から呪文を教えてやってくれよ』



『…あぁ』







「で、でも…」









『そりゃそうさ。誰だってできねーよ』


「雄太さん…」




『あんずちゃん、ちょっとこっちに。』


朝日さんに呼ばれて行くと…



『雄太も今のあんずちゃんと同じ事を経験してんだ。
そして、自分の親から記憶を消した…


雄太も相当つらいと思うよ。』






「…そ…そんなぁ…」


『雄太がどれだけ辛かったかは、雄太にしかわからない。だけど、もし…成功したら記憶を戻せるかも知れないんだ。
自分は透明になってるから、自分の記憶は消えないしな。

…雄太の親は記憶が戻らなかったんだ。』


「…そ…そうなの…?」



『あぁ。』



「……わかった。頑張る」



『おう!』








私は走って雄太さんの所へ行った。



「雄太さん……私、頑張るね!」


『…あぁ…せいぜい失敗するなよ。バーカ』

「馬鹿って何よ!!」




『…さあ、行くぞ!』

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