愛してる。とか言わないで
「那美の友達って前、友也と付き合ってたよな?」
要先輩が言ってるのは莉子のことだ…
「莉子っていうのよ、あの子」
歩きながら答えた。
「友達がさ、別れたって知って密かに狙ってたんだよ…莉子ちゃん」
そうなんだ…
「でもすぐ彼氏できたからすっげぇショック受けてた」
笑って話す要先輩を見ながら、
「へぇ…莉子可愛いからねぇ」
と少し笑った。
「俺は那美のほうがタイプだけどね」
そう言って私の肩を抱いた。
要先輩の手は、泰輔よりも男らしくて大きい…
泰輔よりも低い声。
強い腕。
要先輩のことを少しずつ知る度に、泰輔が薄れていく…
要先輩が言ってるのは莉子のことだ…
「莉子っていうのよ、あの子」
歩きながら答えた。
「友達がさ、別れたって知って密かに狙ってたんだよ…莉子ちゃん」
そうなんだ…
「でもすぐ彼氏できたからすっげぇショック受けてた」
笑って話す要先輩を見ながら、
「へぇ…莉子可愛いからねぇ」
と少し笑った。
「俺は那美のほうがタイプだけどね」
そう言って私の肩を抱いた。
要先輩の手は、泰輔よりも男らしくて大きい…
泰輔よりも低い声。
強い腕。
要先輩のことを少しずつ知る度に、泰輔が薄れていく…