貴方に魅せられて2
「しょ…翔平さん…」



翔平さんは
途端に憎しみに満ちた表情になり
ものすごい勢いで私の腕を掴むと
自分の方へ引き寄せた。


「兄貴…」


鋭い目で
お兄様を睨みつける。
そのまま何も言わず
私の腕を掴んだまま
私はマンションに連れて行かれた。
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