未来からの贈り物
総司「高杉さん位小さいのがうちにもいますからね〜〜」
莉奈「うん。藤堂と言ってすっごく小さい小さい幹部がいるんです。高杉さん位、小さいんです」
高杉「貴様らぁ〜〜〜〜〜〜!!!」
莉奈「小さいと、立ち回りが早いんです。基本、日本人は小さいんで、細かい作業が向いてるんです。だから、カラクリの発展も凄まじい。更に丁寧なので、外国からの評価はとても高いんです。」
高杉「ふんっ!」鼻で笑う高杉
莉奈「だから、小さい事を嘆かなくて大丈夫」ニコッ!
高杉「嘆いてないわぁ〜〜〜〜!!!」
ワナワナワナワナ
チャキ スッ!
「だぁ〜れが小さいって?ふふふふふ」
土方「ケラケラケラケラ」
莉奈「……………………………。
ごめんなさい…………………」
総司「嘘はついてないから謝る事もないんじゃない?」
平助「小さくないっっっ!!!そして、莉奈の上司であるからして、謝る義務があるだろっっっ!!!」
高杉「俺はここまで小さくないっっっ!!!」
平助「何を〜〜〜〜〜〜? 表出ろ!」
高杉「飯食ってんの。分かる?」
莉奈「どんぐりの背比べですよ?」
高杉「笑わせるな」
莉奈「笑えば良いじゃない」クスッ!
総司「島田さん位が大きいと呼べるんですよ?」
莉奈「西郷さんとかね」
桂「島田?」
莉奈「うちの隊士です。 素手で戦ったら組で最強です」
土方「お前……内情を話すな!!!」
莉奈「彼らは必ず仲間になります」
桂「返事はしてません」
莉奈「ならないと後悔しますよ」
急に莉奈の目付きが変わった
高杉「何故だ」
莉奈「私はこの先の事も長州の事も知ってるんですよ? だから久坂玄瑞も生かしたんです。本当なら彼は禁門の変で自害していたんですよ? 長州の者も生かしたんです。あなたも……。」
桂「…………………そうなんですか?」
莉奈「あなた方の幼馴染でしょ?
死なせたらあなた方の士気が下がるでしょう?」ニコッ!
土方「お前……何やってんだ」呆れる土方
平助「俺とろろ蕎麦!!!」
お店の子に叫ぶ平助
莉奈「平助は別にここにいなくて良いんだけど?」
平助「ヤヤコは常に母ちゃんといるもんだ」
全「………………………………。」ジト
莉奈「カカサマと呼びなさい!!!」