美しい桜との約束
「そっか・・・。


俺、もう1回新八と話してみる」





「頑張ってください!」





「うん、じゃあ・・・」





「藤堂さん・・・離隊しても藤堂さんは新選組の藤堂さんです!


もし・・・もしまた出会った時私達が敵同士だったとしても仲間と言う事は誰が何と言おうと変わりませんから!


・・・だから、もし嫌になったらいつでも戻って来ていいんですよ!」





「・・・うん。本当にありがとう。」





そう言って去った藤堂さんは多分・・・泣いていたんだと思う。


次に合う時は絶対敵だと私が一番分かっている。


それでも時代に逆らおうとしないのは山南さんが言っていたように定め何だと思う。

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