続・ドキドキ
「一緒にっ・・いるのに・・・・・・・ずっと片思いみたいっ・・・」
聞き覚えのあるセリフ。
でも、今回は違う。
なんで?俺、めっちゃ葵のこと好きなのに。
抱きしめたり、キスしたり。
そんなことしたいって思うのは葵だけ。
「・・・・・・俺・・・・・葵のこと好きだよ・・」
胸が痛くて。
なんで伝わらない?
俺は葵しか見てないのに。
強く強く葵を抱きしめる。
「私で・・・・いいの・・・?」
あぁ、昨日の駅で。
見られてたなんて。
俺の中途半端な過去のせいで。
葵を不安にさせてたんだ。
「葵が一番大事。」
そういうと、葵が俺を見上げる。
涙目で、顔が真っ赤で。
今日、初めてちゃんと見た葵の顔は笑顔じゃなかった。
優しくキスをする。
「俺・・・・・葵と一緒にお昼ご飯食べないと元気でない。葵が練習見にきてくれないと、調子出ない。だから・・・・・別れるの・・・イヤなんだけど・・・」
ギュッと葵が俺の体を抱きしめる。
ふわふわしてて、柔らかくて。
葵の体は気持ちいい。
好きで、好きすぎて。
もっと触れたい。