夜闇の太陽
親友。
桜が舞う校庭。
朝の眩しい太陽。
そこは変わらないのにひとつ違うことは皆が正装をしていること。
そして校門の前に"卒業式"と書かれた看板が立てられていること。
そう、今日は卒業式。私の小学校生活に終止符が打たれる日だ。
昨日までは何気無く過ごし、笑っていたのにいざいつもと違う朝を眺めると実感が湧いて来た。寂しいものだ。
色々あったこの校舎とも別れを告げるのだ。
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