運命のシンデレラⅠ
凛「私馬鹿じゃないし!ってゆーかあなた誰?」
藍「は?俺のこと知らねーの?」

この人こそ何言ってるの?
私この人と初対面だよ?
凛「知らないからだれですか?」
藍「ふぅ、俺は佐藤藍斗。お前は?」

んーこの人にいっていいんだろうか…?
けどこのまま無視って最低だよね?

凛「私、佐藤りなです。」
咄嗟に嘘ついちゃった...

藍「りな、な…俺A組だけどりなは?」

私のこの学園はA組~E組まである。
私もA組だけど、言ったら[佐藤りな]なんていないのバレるよね。

ここは...


逃げるしかない!


凛「あぁー!私先生に呼ばれてるんだったーさようなら!」

私は棒読みでそう言い、全力で逃げた。


はぁ..逃げて来たけど分かりやすかったかな?

あ!メガネとみつあみ…寝るのにうっとうしいから外したんだった!

素顔&寝顔見られた///
はぁ..さいやくだ。
なんかあの人見たことあるんだけどなぁー?

どこだっけ??




私は忘れてたんだ。
彼、佐藤藍斗が私の

“運命の人”


ってこと、気付くのはまだ先。
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