美奈の日記。
ある日のことだった。
「ずっと前から好きでした!わたしと付きあってください!!!」
小澤晴香。隣のクラスの人、一度も話したこともなかった子だった。
「俺、付きあってる子がいるから…」
俺がそう言うと、顔色を一気に変える。
「殺人鬼?」
目の前にいる彼女は、先ほどと別人のように怖い顔をしていた。
「何で、あんな人なの?わたしのほうが一緒にいても辛い思いしないで済むよ!?」
「お前なんかに俺の気持ちなんか分かんないだろ!!!!」
つい、声を荒らげてしまった。
小澤さんは少し俯いてからばっと顔を上げた。