美奈の日記。
休み時間になっても、女子達は解放してくれなかった。
何かしら話しかけられたり、行きたくもないのに図書室に連れてかれたりしていた。
女子達の目的は分からないが、恐らく元から小澤さんは俺のことを好きではなかったのではないかと思う。
そんなことが何日か続いてたある日。
ついに、最悪なことが起きてしまった。
目の前に美奈が通ってしまったのだ。
「あ…」
美奈はさっと走って行ってしまった。
「待って!!」
追いかけようとするが、女子達が腕を絡めてきたりする。
「杉山君、行かないでよ~私達を置いてくつもり?」
「でも」
「杉山君、行かないでよ…」
小澤さんは俺の裾を掴んで泣き始めた。
さすがに泣いてる女子を置いていくほど冷たくもできなかった。