オタガイサマ⚁
逃ゲテネ笑
それから数日…





また何も無かったかのように

ひょいっと顔を出した





その時は嬉しかった

たしかに嬉しかったんだ





純の事

ふったんじゃなくて

ふられたんだって事も言った





その時は申し訳なさそうにしてた

てっきり私がふったのかと思ってたらしい





過去は過去

どうでもいい事にする





日を重ねて

私は図々しいとわかって

もう一回付き合ってほしいと言った





『ごめんな。

俺△△△に住んでて、

その隣の○○○の人らに追わてん。

もしかしたらだけど殺されるかも。

だからそれが解決したらな。』





どう考えても嘘なのに

今思えば何で信じたんだろう

何でだろう





「わかった。

ちゃんと逃げてね笑」





そう返した時雅也は

心の中で笑ってた…?
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