貴方の視線。
それからあっというまに時間は過ぎて
私は卒業式を迎えた。
門の回りは卒業生、その親、後輩で賑わっていた。
私も太一や友達と写真を撮ってると、
筆箱を机に入れっぱなしなのを思い出した。
皆に言って私は取りに行った。
誰もいないと思ってた教室に入ると
私の机の前に人がいた。...........橋本君。
私は落ち着いて、落ち着いてと
自分に言い聞かせて机に向かった。
「橋本君?」
私は思いきって話しかけた。
そして、少し驚いたようにこっちをみた橋本君。
「青木...」