†夢†
第1章
最近の私の悩みはキングが冷たい事。

前まではとても幸せに過ごしていたのに。

長い時間一緒にいたから

飽きられてしまったのかしらね。

「マリア様。浮かない顔ですね。何か問題でも

ありましたか?」

「ロヴェン。まぁ色々と。」

「そうですか。わたしに出来る事があれば

なんなりと。」

「ありがとう。」

スゥー…

「何か音がしませんでしたか?」

「いえ、しなかったけれど。」

「…いや何か嫌な物が通ったような。」

「はぁ…。」

「マリア様…」

「あ、そうよ!ロヴェン!貴方に占って

貰えばいいんだわ!」

「はい?何をですか?」

「…キングの想い人を。」

「わかりました。代償はキスでどうですか?」

「貴方がそれでいいのならそれで。」

「では、lovemagic恋想…。」

「…どうかしら?」

「…すみません。わかりませんでした。」

「そ、そう。ありがとうね。」

きっと、わからないのではなくいないのね。

キングの心はもう私のものでは…。

「マリア様…。あの…。」

「わかっているわ。」

チュッ

「…マリア。」

「キング!?」

「やっぱりお前は浮気をしていたんだな。

もういい。婚約解消だ。」

「ま、待って!これには理由が…!」

「言い訳なんて聞きたくない。じゃあな。」

そんな…。でも、やっぱり浮気してたんだな

ってどういう事?まさか誰かが…!
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