空へキミに

「あらら~時間が経つのは早いね~」

気づけばもう夏休み前日だった。
私の夏休みは先までスケジュールが決まっていた。

長い校長の話は終わり、教室に帰ろうとしたときだった。

「佳織・・・?」

背後から声が聞こえたので後ろを振り向くと、拓海がいた。
< 29 / 39 >

この作品をシェア

pagetop