ページをめくって
僕にとっては、ハルに元彼と向き合ってもらうことは必須だった。

ハルが一人で帰っても、また同じことの繰り返しだろうから、僕が行って起爆剤にならなければいけない。

当然、ハルは僕が一緒に行くことをすごく嫌がった。

「流されないようにそばにいるから」というのは本当だった。

でも「幼なじみとして心配」というのは嘘だ。

僕は君を手に入れたいだけだから。

結局、僕は一緒に行くことになった。

僕の言葉を断れないなんて、ハルの流されやすさは本当に半端じゃない。
< 146 / 522 >

この作品をシェア

pagetop