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「元気がないね。会社で何かあったの?」

「そんなことないよ」

また、私のことお見通し。

そんなにわかりやすくて、私、本当にバカみたい。


一緒にいられないって話さないといけない。

そう思ったら急に辛くなってきて、このままだと泣いてしまう気がした。

私、そんなに泣き虫じゃないはずなのに。

我慢しなきゃ。

きっと、いろいろ考えて弱くなっている上に、和馬を好きになったりしたから。


話すのは家に帰ってからにしよう。

外で話したらきっとすごく迷惑をかける。

私たちはいつも通りご飯を食べて、コンビニに寄って家に帰った。
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