【続】俺を嫌いになればいい。
廣木君をチラッと見る。
だけど、まだ気まずそうに頬を掻きながら頷いた。
どうしたんだろう…?
首を傾げるわたしの傍で智輝君は芽留ちゃんに話し掛けていた。
飛鳥絡みで何度かアイコンタクトはあったものの、ちゃんと話すのはこれが始めてらしい。
「紗絢ちゃんの友達だっけ?俺は智輝っつうんだけど、よろしくな芽留ちゃん」
「やんっ!智輝きゅん!」
「「(ええぇぇ…)」」
廣木君とシンクロした。
完全に目がハートの芽留ちゃん。
唖然としていたら、廣木君が耳打ちしてきた。