【続】俺を嫌いになればいい。
「俺はお前が番長だって信じてた…!入学式んときからお前は一人だけオーラが違ったんだよ!俺の目に狂いはなかった!中学校んときから牛耳ってたんだろ?」
「…」
「いやぁ、お前とダチになれて良かったわ。お前と引っ付いてるだけでこの退屈な生活も解消される。マジで付き纏ってて良かったぜ」
無理やり肩を組まれて不愉快げに顔を歪める飛鳥をクスッと笑えば睨まれてしまい慌てて目を逸らす。
「…今更紗絢を傷付ける事なんてしねえよ」
「何?番長引退しちゃったわけ?」
「…何とでも言え」
端から番長のつもりなんてない飛鳥を知るのはわたしだけで皆は兎や角言う。