マンガみたいな事が起きました。*続*
「はぁー…」
「進路で悩み中?」
皿洗いをしている時も進路について考えを巡らせていた。
「あ、うん…」
渉は皿拭きをしてくれるみたい。
こうやってキッチンに並ぶと本当に結婚したんだなぁって。
今更だけどそう思う。
「俺が英語の先生になった理由知りたい?」
「うん、知りたい」
もしかしたらあたしはきっかけが掴めないのかもしれない。
「もうちょっとで皿洗い終わるから待って?」
「了解。いつもご苦労様」
チュッと唇に軽く落とされ
あたしは皿を落としそうになってしまった。
舞side 終