マンガみたいな事が起きました。*続*

「はぁー…」


「進路で悩み中?」


皿洗いをしている時も進路について考えを巡らせていた。


「あ、うん…」


渉は皿拭きをしてくれるみたい。


こうやってキッチンに並ぶと本当に結婚したんだなぁって。


今更だけどそう思う。


「俺が英語の先生になった理由知りたい?」


「うん、知りたい」


もしかしたらあたしはきっかけが掴めないのかもしれない。



「もうちょっとで皿洗い終わるから待って?」


「了解。いつもご苦労様」


チュッと唇に軽く落とされ
あたしは皿を落としそうになってしまった。


           舞side 終


< 244 / 423 >

この作品をシェア

pagetop