マンガみたいな事が起きました。*続*
そうこうしてるうちに
着替え終わった女子たちがやって来た。
「わぁっ、舞ちゃん可愛いっ」
「ほんとだー」
「お姫様みたーい…」
俺は七夕ぶりの舞のドレス姿に
かなり圧倒されて声も出ない。
色は紺色と白の二色使いとなっているが、上も下も脱げるようになっていた。
というか、その場で衣装係が説明した。
「これねー、実は………」
最後に踊るダンス用らしい。
脱ぐとピンクと黄色のドレスとなっていた。
動く度にふわふわするドレス。
舞は回って見せた。
「可愛い……」
思わずポロッと零れた言葉を
裕貴が聞いてまた肘で突っついた。
あ、やべぇ……。