Special to me
『本当は、毎日でも、真子とこうなりたい』
「うん」

それは私も望むところ。

『でも、それだけじゃない。真子の話す声も聞きたいし、何より毎日、真子の笑顔が見たい。セックスするのは、その延長戦上の話なんだ。どうしようもなく、愛情をぶつけたい時。それが今なんだ』

「私もだよ。お仕事以外の時の晃樹の笑顔は私が独り占めしたいの。晃樹さえいれば、私は何にもいらないんだから。でも・・・」
『でも?』

私は欲深い自分が少し恥ずかしくて、ためらった。
でも、晃樹は私の顔を見て次の言葉を待っている。

「もっと、晃樹と交わりたいって私が今言ったら、引く?」

既にこの部屋で何回昇りつめたか分からないくらい交わったのに・・・まだ欲しいと思ってしまった私だから、恥ずかしくて晃樹の胸に顔をうずめた。

『何だ、そんなこと?』

そう言うと、私の体を離し、自分の体と距離を取った上で、私の体の上に乗った。

『真子がそう思う時は、俺も同じことを思っているから、遠慮しないで言って欲しいな。真子は分かってないんだよ。俺がどれだけ真子に溺れているかをね』

そう言って、あのスイートルーム以上に、私を甘く愛し続けてくれた。

真冬なのに、お互いに汗だくになりながら、

『愛してるよ、真子』
「晃樹、私も・・・大好きです」

と囁き続けた。
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