Special to me
キスをしながら、器用に私のワンピースのファスナーを下ろす晃樹。

脱いだワンピースを、皺にならないようにフワっととなりの椅子に向かって投げた。

『何か、いつもよりイヤらしい』

多分、晃樹がそう言うのは、私がガーターベルトを身に着けているから。

今までドレスを着ていたので、お手洗いに行ったりするのに楽だと式場の衣装の人からの勧めでこの格好をしていたんだけど・・・
どうやら、晃樹には刺激が強かったみたい。

ガーターベルトとストッキングを残して、下着は全部脱がされた。

私が上になった状態のまま、深いキスをする。

『柔道なら寝技で俺の一本負けだね』

そう言うと、晃樹は体の位置を下にずらし、私の胸を揉み始めた。

『いいね、この眺め。そして揉みやすくて、吸いやすい』
「もう、晃樹のエッチ」
『男はみんなエッチだよ。特に好きな女の子にはいつでも触れていたいと思うし、触れると、こうなる』

私は自分の体を腕で支えていた格好だったけど、晃樹はそのうちの右腕を強引に自分の昂りに触れさせた。

『こうなった責任取ってよ。真子がエッチで可愛すぎるからいけないんだ』
「私は何もしてないもん」
『口答えすると、そのヘアスタイルをめちゃくちゃにするぞ』
「何か、今の晃樹は意地悪だよぉ」

でも、私も耐えられなかったみたい。

それからは、ヘアスタイルが崩れないように気を付けつつ、タイムリミットまで晃樹の愛を受け続けた。
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