ウェディングドレスと6月の雨
「穂積さ……」
「悪かった、アンタと高田が付き合ってるなら俺、アンタを誘ったりしなかったのに」
「違います」
「隠さなくていい。社内恋愛がバレると面倒なのは俺もよく知っている」
「だから本当に私」
そうか。穂積さんが私を誘わなくなったのは、高田さんと付き合ってると勘違いしてたから。空欄の日曜日の理由が分かってホッとした。でもそれも束の間。
「他、当たるから気にするな」
「穂積さん……?」
他を当たるって、何だろう。日曜日を埋める相手を探すって、こと? 私は動転した。だって。
「穂積さん、あの」
「何だ」
「他当たるって、誰でも良かったんですか?」
「……」
穂積さんは返事をしなかった。
「穂積さんは、誰か他の女の人と噂が立てばそれで良かったんですか?」
「他の女?」
「神辺さんです。とぼけないでください。本当はまだ神辺さんと続けるんですよね? だから私を誘って噂が立つようにしたんですよね??」
なんかもう、止まらなかった。
「忘れた、とか、忘れられそう、とか言っといて続いてたんですね?」
「悪かった、アンタと高田が付き合ってるなら俺、アンタを誘ったりしなかったのに」
「違います」
「隠さなくていい。社内恋愛がバレると面倒なのは俺もよく知っている」
「だから本当に私」
そうか。穂積さんが私を誘わなくなったのは、高田さんと付き合ってると勘違いしてたから。空欄の日曜日の理由が分かってホッとした。でもそれも束の間。
「他、当たるから気にするな」
「穂積さん……?」
他を当たるって、何だろう。日曜日を埋める相手を探すって、こと? 私は動転した。だって。
「穂積さん、あの」
「何だ」
「他当たるって、誰でも良かったんですか?」
「……」
穂積さんは返事をしなかった。
「穂積さんは、誰か他の女の人と噂が立てばそれで良かったんですか?」
「他の女?」
「神辺さんです。とぼけないでください。本当はまだ神辺さんと続けるんですよね? だから私を誘って噂が立つようにしたんですよね??」
なんかもう、止まらなかった。
「忘れた、とか、忘れられそう、とか言っといて続いてたんですね?」