ウェディングドレスと6月の雨
月曜日、火曜日、水曜日。3日間、とくに連絡も無く、自分から連絡もせず、悶々としていて。
木曜日の朝。出勤。自動ドアを潜り抜けるとロビー中央にはカボチャのディスプレイ。ハロウィンに合わせて飾りを変えたのだろう。ゴールドのtrick or ttreat! の文字、華やかなオレンジのリボン、賑やかな雰囲気にため息をついたつ付き合い始めた恋人がいるなら普通、こういうイベントにも心ときめくものを。
「……い。おい」
背後から声を掛けられた。振り返ると穂積さんが立っていた。
「おはようございます」
「どうした、ぼうっとして。体調悪いのか?」
穂積さんは心配そうに私の顔を覗き込む。その真っ直ぐな瞳にドキリとした。4日振りの穂積さん……。凄く嬉しくてソワソワする心、でも反面、どう反応していいか分からずモタモタしてしまう。いつもの私ならこんなことは無いのに。どうしてこうもかき乱されるんだろう。
木曜日の朝。出勤。自動ドアを潜り抜けるとロビー中央にはカボチャのディスプレイ。ハロウィンに合わせて飾りを変えたのだろう。ゴールドのtrick or ttreat! の文字、華やかなオレンジのリボン、賑やかな雰囲気にため息をついたつ付き合い始めた恋人がいるなら普通、こういうイベントにも心ときめくものを。
「……い。おい」
背後から声を掛けられた。振り返ると穂積さんが立っていた。
「おはようございます」
「どうした、ぼうっとして。体調悪いのか?」
穂積さんは心配そうに私の顔を覗き込む。その真っ直ぐな瞳にドキリとした。4日振りの穂積さん……。凄く嬉しくてソワソワする心、でも反面、どう反応していいか分からずモタモタしてしまう。いつもの私ならこんなことは無いのに。どうしてこうもかき乱されるんだろう。