転入生は超最強魔法使い⁉︎






くるみは宣言通り、学園から出て行くことになった




「貴方たち…一体何者⁇どこか外国での部隊へ所属していたの?」



帰り際、くるみがそう言った




「部隊?そんなものに僕たちが入るわけないよ〜、ね?ミユ〜」


「えぇ、そうね」



カナトは当然の様な顔で言い、ミユも笑いながら答えていた




「じ、じゃあ!まさか魔ぞk…」


「負けたくせにうるっさいなぁ〜、ばいばーい」




質問をしようとしたくるみへカナトは強制的に瞬間移動の魔法をかけた


ミユからどこへ飛ばしたか尋ねられた
だが、適当適当〜と答え


「あっ、そういえば尚はどこー?見当たらないけどー」



と続けた



「あぁ、尚なら外だ」



晄がそう言った瞬間、ミユは急いで外へ走って行った




「えっ、ちょっとミユー!どこ行くの!?」


「…」




結吏愛が声をかけるがそのまま出て行ってしまった
カナトはなぜか悲しそうな顔をしてミユが部屋から出て行くのを黙って見ていた







< 116 / 170 >

この作品をシェア

pagetop