私がお嬢様をやめる時
「私と米村教授と、玲奈と玲奈の彼氏の誰かと菜々穂と…………水嶋さん!」


は…はぁ!?


「あ、それいいわね。」

ちょっと…玲奈まで…


「な…なんで私は執事同伴なのよ!?」

慌てる私に


「あら、いいじゃない?それとも
誰か適当な男連れて行く?」

ニヤっと笑う玲奈。

それは嫌だった。
ここのところロクな男に出会わない。
男に対して若干不信感すらある。

二人はそれを知っててわざと言ってる。
あぁ…本音なんて言うんじゃなかった。


「水嶋は行かないって言うわよ。」


私はぷいっと顔を背けた。
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